こんにちは!HIROです。
今回は無料ツール「ERESA(イーリサ)」について解説していきます。
Contents
ERESA(イーリサ)はモノレートの代わりになる無料ツール
ERESA(イーリサ)はAmazonで売られている商品の売れ筋を示してくれるツールです。
商品が、「いつ」「いくらで」「どれくらいの頻度で」売れたかがわかります。
せどりで稼ぐ為には、このようなツールは必須です。
これがないと、自分が仕入れようと思っている商品がちゃんと売れてくれるのかがわかりません。
このツールのおかげで、「この商品はちゃんと売れて利益も出る」という事が仕入れる前にわかるわけです。
いわば勝つと分かっている勝負にお金をかけている感覚ですね。
昔、このような売れ筋がわかるツールとして有名だったのが「モノレート」でした。
無料で使える為、ほとんどのせどらーが使っていましたが、2020年に閉鎖されてしまったんですよね。
このモノレートの代わりとしておすすめなのがERESA(イーリサ)です。
他にも似たツールはありますがどれも有料ばかりで、僕が知る限り無料で使えるのは現時点で「ERESA(イーリサ)」のみです。
ERESA(イーリサ)の登録方法
では早速「ERESA(イーリサ)」を使っていきましょう。
無料会員登録をする
まずは無料会員登録をする必要があります。
こちらからアクセスし、「アカウント作成」をクリックしてください。

そして、以下の画面から登録をしていきます。
メールアドレスとパスワードを設定しても良いですし、もしGoogleアカウントを持っていたらそれを使っても構いません。

これで会員登録は終了です。
拡張機能の導入方法
続いて拡張機能を導入します。
しなくても使えますが、拡張機能を導入した方が圧倒的に使いやすくなるので必ずしておきましょう。
※以下ブラウザはChromeを使ってください。
ブラウザ?という場合はこちらの記事を参考にしてください。
ではやり方を解説していきます。
まずはこちらにアクセスし、拡張機能のストア画面を開きます。
そして右上の「Chromeに追加」をクリックします。

「拡張機能を追加」をクリック。

これで拡張機能の導入ができました。
ERESA(イーリサ)拡張機能の使い方
使い方はとても簡単です。
まずパソコン上で、アマゾンでの売れ筋を調べたい商品にアクセスします。
すると、赤枠で囲ったようにマークが表示されているはずです。

これをクリックすると、ERESA(イーリサ)の商品画面が表示されます。
(最初はログインをする必要があります。)

このデータの見方については後で解説します。
ERESA(イーリサ)のスマホアプリ化
ERESA(イーリサ)には現時点でアプリはありません。
ただ、「バーコードスキャナアプリ」を併用する事でスマホアプリ化する事が可能です。
これにより、店舗せどりでのバーコードリサーチができるようになります。
※ちなみに、その他のおすすめアプリはこちらで紹介しています。
入れていなければ必ず導入しておきましょう。
バーコードスキャナアプリのダウンロードと設定
こちらからストア画面を開きます。
ダウンロードしたら、まず右下の「設定」をタップします。

ページを下にスクロールし、「検索オプション」をタップします。

そして下にスクロールし、「新しい検索オプションを作成」をタップ。

そして、以下のように入力していきます。

タイトル:イーリサ (何でも良いです)
ウェブサイト:https://search.eresa.jp/detail/{code}
ブラウザ指定:Chrome (何でも良いです)
自動的にこのオプションを選択:オンにする
アクティベーションモード:製品
これで設定は完了です。
スマホアプリ化したERESA(イーリサ)の使い方
では実際の使い方です。
例えばこの本を調べる場合、

裏面にあるバーコードを、バーコードリーダーのスキャンモードで読み取ります。

すると、ERESA(イーリサ)の商品ページに飛ぶ事ができます。
(最初はログインが必要になります。)

ではこのデータの詳しい見方について解説していきます。
ERESA(イーリサ)の見方
実際のデータの見方についてです。
今回はパソコン上での見方を紹介しますが、スマホアプリでも見方は同じです。
ERESA(イーリサ)へのアクセス
上にも紹介したように、パソコンからはChromeの拡張機能を使いましょう。
調べたい商品のアマゾンページを開き、赤枠で囲ったマークをクリックします。

これでその商品のERESA(イーリサ)ページにアクセスする事ができます。

ERESA(イーリサ)の基本的な見方① 3つのグラフ
色々なデータが表示されてややこしいと思うので、「まずはここだけは見て欲しい!」という所を解説します。
画面を少し下にスクロールすると、このようにグラフが3つ表示されているはずです。

これら3つが何を表しているかを解説します。
①過去3ヶ月で出品された最低価格

まず①のグラフは、その商品が過去3ヶ月間で出品された最低価格の推移を表しています。
縦軸が最低価格、横軸が期間ですね。
また赤色のグラフが新品、青色のグラフが中古品になります。
(緑のグラフはコレクター品という物で、あまり気にしなくて良いです)
グラフにカーソルを当てると、それぞれの値段が表示されます。
この場合だと、新品は3650円、中古品は673円となっています。

また、表示期間は広げることができます。
右上の期間を選択すれば、それぞれの期間で表示されます。
もっと長い期間でデータを見たい時や、古いデータを見たい時は役立ちます。

②出品者数の推移

こちらは出品者数の推移です。
新品と中古でそれぞれ表示されています。
③ランキンググラフ

このグラフは、その商品のAmazonランキングを示しています。
このグラフが一番重要です。
何故なら、ランキングが上がった=その商品が売れたと言うことだからです。
縦軸がランキングを表していて、下にいくほどランキングが高くなっています。
なので、このランキングが下がった時に商品が売れた!という事になります。
例えばこの赤丸部分を見てみましょう。

ランキングの波がカクッと下がっていますよね。
こういった時は売れています。
こういったカクッと下がった波が何個もあるので、この商品はそれだけ定期的に売れている事がわかります。
逆にこのようにランキングの波が全く動いていない場合は売れていません。

このような場合は、基本的に仕入れ対象外になりますね。
ERESA(イーリサ)の基本的な見方② 詳細の表
さらに下にスクロールすると、このように表が表示されます。

この表もよく使います。
これは、上の3つのグラフを1日毎に表で表したものです。
最低価格や出品者数、そしてランキングが1日毎に表示されています。
グラフで見るよりもより詳細なデータを見る事ができます。
この表の使い方はあとで解説します。
ERESA(イーリサ)の使い方
では実際の使い方についてです。
仕入れを判断する際に欲しい情報は、
・そもそも売れているのか
・売れているなら、いくらで売れているのか
といった事です。
ちなみに、今回解説する内容は基本編です。
もっと深い見方や使い方はあるのですが、いきなりそこまで理解しようとすると混乱してしまうので、まずは基本から理解するようにしましょう。
まずはランキンググラフをチェック
まずはランキングのグラフを見ましょう。

パッと見た感じ、ランキングの波がたくさん動いています。
なので、とりあえずこの商品は売れている=仕入れ対象になり得るという事がわかります。
次に最安値のグラフをチェック
とりあえず売れている事がわかったら、次に「いくらで売れているのか?」を確認します。
いくら売れていても、売る値段が安すぎると赤字になってしまいますよね。
1000円で売れている物を2000円で仕入れては赤字です。
なので、「いくらで売れているのか?」をチェックする必要があります。
見るのは最安値のグラフです。

このグラフの場合、
・新品は大体3000円後半くらいで推移している
・中古は大体500円〜1000円くらいで推移している
事がわかります。
その下のランキンググラフを見ると、どの日もよく売れているようなので、上記の値段で売れるのかな?というのがざっくりとわかります。

ただあくまでざっくりとしかわからないので、次はもっとしっかりと見てみましょう。
動いているランキングの波の中から、1つの波だけに着目してみます。
例えばこの赤丸で囲った波を見てみましょう。

この時波は動いているので売れています。
では、この時いくらで売れたんでしょうか。
そのままマウスを上にスライドし、最安値の価格を見てみます。

すると、新品が3650円、中古品が632円で出品されていた事がわかります。

ただ、ここで注意しないといけない事があります。
それは、ランキングの波のデータは、新品と中古の両方が含まれているということです。
なので、波が動いていても新品と中古品のどちらが売れたのかわかりません。
なので、より詳しくデータを見る必要があります。
詳細の表で、新品と中古品のどちらが売れたのか確認する
そこで、1番下にある詳細の表を確認します。
そこで大事になるのは出品数の変化です。
枠で囲った所が、新品と中古の出品数です。

この出品数が減った方を売れたと判断します。
何故なら出品が減った=売れて在庫が減ったということだからです。
ではより具体的な例を挙げて解説していきます。
例① 新品が売れた場合
例えばこの赤枠で囲った日を見てください。

ランキングが上がっているのでこの時は売れています。

では新品と中古品のどちらが売れたんでしょうか。
それぞれの出品者数を見てみます。
すると、新品の出品数は減っていて、中古の出品数は変わらないことがわかります。

なので、この場合は新品が売れたということになります。
ではいくらで売れたんでしょうか。
売れた値段はランキングが上がる前の値段を見ます。
なので、3630円で売れたということですね。

なので、この値段で売っても利益が出る値段で仕入れる必要があります。
※ちなみに利益計算については「FBA料金シュミレーター」を使って計算するようにしましょう。
使い方はこちらに解説しています。
例② 中古が売れた場合
では次にこのデータを見てみましょう。

ランキングが上がっているのでこの時は売れています。

では新品と中古品のどちらが売れたんでしょうか。
それぞれの出品者数を見てみます。
すると、新品の出品数は変わらず、中古の出品数が減っていることがわかります。

なので、この場合は中古が売れたということになります。
売れた時の価格は632円です。

なので、632円で売って利益が出るようであれば仕入れてOKですね。
例③ 新品、中古のどちらも出品数が減っていない場合は?
上2つの例では、新品と中古の出品数がそれぞれ下がっている場合を紹介しました。
ではこの場合はどうでしょうか。

ランキングは上がっているので売れているようですが、新品、中古品どちらも出品が減っていません。

この場合は、新品が売れたと考えて良いです。
新品は、1人の出品者が在庫を複数持っている可能性があるからです。
逆に中古品は、普通は1点しか在庫がありませんよね。
なのでこの場合は新品が売れたと判断しましょう。
売れた価格は3980円ですね。

その他、知っておくと便利な機能
以上がERESA(イーリサ)の基本的な見方や使い方になります。
ではここからは知っておくと便利なその他の機能について解説していきます。
Keepaグラフの表示
赤枠で囲ったように、Keepaグラフが表示されます。

Keepaとは、ERESA(イーリサ)と同じアマゾンの売れ筋を表してくれる有料サイトです。
有料サイトなのですが、ERESA(イーリサ)上にも表示されるようになっています。
なので、正直このグラフを見ただけでも、ある程度の売れ行きや実際に売れている値段はわかってしまいます。
ただグラフの拡大もできませんので、あくまで補助的な役割になります。
出品規制の確認
ここから出品規制の確認ができます。

出品規制とは、アマゾンで商品を売る際に、「あなたはこのメーカーの商品は販売できません」と制限がかけられることです。
特に新規でアカウントを作られた人は規制がかかりやすいです。
詳しくはこちらの記事で解説しています。
仕入れてから「規制にかかっていて出品できなかった。。。」となるのはまずいですよね。
その為、仕入れる前に規制がかかっていないかを確認する必要があるのですが、このボタンから一発でそれが可能です。
ボタンを押すとこのような画面になります。

コンディションを選択し、「この商品を出品する」が表示されていればそのコンディションで出品可能です。

逆にこのように「利用できません」となっていると、規制がかかっている為出品できません。

なので、ここから規制を確認するようにしましょう。
ちなみに、この規制を解除する方法は僕のメール講座の読者さん限定で紹介していますので、よければ登録しておいてください。
他の仕入れサイトへのアクセス
こちらから、他の仕入れサイトへ一発でアクセスすることができます。

例えばメルカリではこのように出品されていました。

一発で飛ぶことができるので効率が良いですね。
他にもヤフオクやラクマ、楽天等に飛ぶことができます。
商品をリサーチする時に便利ですね。
ランキング降下回数の表示
このようにランキングの降下回数が表示されます。

このランキングとは、ERESA(イーリサ)のランキンググラフのことです。

これが何回下がっているか、つまり何回売れているかを示してくれます。
この場合では、例えば過去30日間に69回売れているということですね。

「これだけ売れているなら、仕入れても全然問題ないな」という判断ができます。
このデータだけでも売れているかどうかを掴めることができますね。
損益分岐点
次は損益分岐点です。

これは、今出品されている値段で売れた時に、手元にいくら入金されるかを表示してくれます。
Amazonで販売すると販売手数料が発生するので、売れた値段そのままが手元に入ってくるわけではないんですよね。
例えばこの場合、カートを取っている値段でFBAで売ると、実際に入金されるのは282円ということになります。

※カートについてはこちらで解説しています。
※FBAについてはこちらで解説しています。
実際に入金される金額がわかるので、仕入れ時の判断に使えますね。
利益計算
こちらは仕入れ値を入力すると、実際に利益がいくら出るかを計算してくれます。

例えば仕入れ値を100円とすると、利益は121円出ることがわかります。
(今回は送料を無視しています)

この利益計算にはFBA料金シュミレーターを使うのが一般的ですが、この利益計算のツールを使っても良いですね。
※FBA料金シュミレーターについてはこちらで解説しています。
より稼げるデータの見方は、下のメール講座の読者限定で公開しています
以上、ERESA(イーリサ)の見方や使い方について解説してきました。
おそらく結構難しく感じたんじゃないかと思います。
ただ、難しいと感じるのは皆一緒なので安心してください。
これは実践あるのみです。実際に何回も使っていくと次第に慣れてきますよ。
また、今回お伝えしたのは基本編です。
実はERESA(イーリサ)にはもっと深いデータの見方があります。
これを読み解く事ができるように慣れば、ライバルが仕入れないような商品も仕入れる事ができるようになります。
例えばこの商品は8000円以上の利益が出ましたが、普通の見方では仕入れることができません。
「ある見方」をする事で売れていることがわかり、仕入れることができました。
この見方は、メール講座の読者限定でお伝えしています。
また、出品規制を解除する方法についても限定公開しています。
ブログでは話せない濃い内容もお届けしていますので、良かったら登録しておいてください。
今なら月5万円稼ぐための「せどりの手引書」を無料プレゼント中です。

