Part2では、フリマアプリの実際の仕入れ方法(初級編)をお伝えします。
まずはこちらからチャレンジされると良いです。
※今回はメルカリの方法をお伝えしていますが、ラクマでもやり方は同じです。
※ここではモノレートの画面を出して解説していますが、見方はイーリサと同じです。
Contents
1. ヤフオクで仕入れた商品をそのまま仕入れる
まずは、ヤフオクで仕入れた事のある商品をそのままリサーチしてみましょう。
1−1. ヤフオクで仕入れた商品を検索する
例えば、この商品を検索してみます。
アマノのBX-6000というタイムレコーダーです。
この商品は、ヤフオクで仕入れても利益が出ます。
これをそのままメルカリで検索します。
今回はタブレットで検索していますが、パソコンからでも同じです。
トップページから、上の検索マークをタップします。
検索欄に、「BX-6000」と打ち込み検索します。
すると検索結果が表示されます。
商品画像の左上に「SOLD」と表示されている商品は、すでに売り切れてしまったものになりますので、「SOLD」と書かれていない商品だけをみます。
左上の商品がまだ出品されているようです。
価格は13900円です。
この商品をモノレート(イーリサ)で見ると、9000〜9800円で売れています。
なので、メルカリで13980円で仕入れてAmazonで販売しても利益は出ません。
このように売れ残っている商品は、基本的には利益が出ないものばかりになります。
なので、値下げ交渉が必要になります。
1−2. 値下げ交渉を行う
この商品を値下げ交渉してみます。
まずはタップ(クリック)して商品を開きます。
その際、念の為動作に問題がないかを説明欄からチェックします。
すると、「作動確認済み」と書かれているので、動作には問題なさそうです。
続いて価格交渉に入ります。
「コメント」をタップします。
下の部分をタップし、コメントを打ち込みます。
コメントは以下のようなものでOKです。
「初めまして!購入を検討していますが5000円にお値下げ頂けませんでしょうか?お値引き頂ければ即決させて頂きます。」
ポイントは
①まずは仕入れたい金額よりも低めの値段を提示する
②値下げがされたら即決する事を伝える
の2点です。
①まずは仕入れたい金額よりも低めの値段を提示する
はじめに低い金額を提示し、断られたらそれよりも高い金額(本来仕入れたい値段)で再交渉します。
これは心理学的なテクニックになります。
相手側の立場で考えると、一度断った後に再度交渉をされると、もう一度断るのが申し訳ないという気持ちが生まれます。
さらに、はじめの値段よりも高い金額を提示されているので、「この金額ならいいか」と交渉に応じてくれる可能性が高くなります。
ではいくらの金額を設定したらいいのかという事ですが、
買いたい金額:見込みの利益率が20%
最初に提示する金額:買いたい金額の20%引き程度
で良いです。
この商品を例にすると、9000〜9800円で売れているので、
実際に買いたい金額は、利益率20%、つまり6500円程度になります。
その金額の20%引きで考えると、きりの良い数字で5000円になりますので、まずは5000円で価格交渉をします。
その価格で応じてくれれば美味しいですし、断られたら6500円で再交渉をすればOKです。
②値下げがされたら即決する事を伝える
この文章も必ず入れてください。
相手も、売れ残った商品を早く売りたいはずです。
なので、「絶対に買う」という意思を見せれば、値下げに応じてくれる可能性が高くなります。
もちろん、これらの方法で価格交渉をしても断られる事は多々あります。
ただ、それでもめげずに粘り強く交渉を続けていく事が大切です
何回も交渉をしていると、その内応じてくれる出品者に巡り会えますので。
1-3 専用にしてもらう
メルカリには「専用」というルールがあります。
これは価格交渉をして安くしてもらった場合、他の人に取られないように自分専用にしてもらう事です。
なので、値下げがうまくいきそうであれば専用の依頼をしておきましょう。
コメント欄から、「専用もお願いします」と伝えればOKです。
2. フリマアプリで仕入れた商品から派生させて仕入れる
上でお伝えした方法で仕入れる事が出来たら、その商品からどんどん派生させてリサーチしていきましょう。
2−1. メーカーで派生させる
まずは、同じメーカーで派生させます。
例えば、上で紹介した「アマノ BX-6000」という商品で解説すると、この商品のメーカーは「アマノ」になります。
なので、メルカリで「アマノ」で検索します。
他のメーカーの商品も引っかかってしまっていますが、少し見ているとこんな商品がありました。
アマノのBX2000という商品です。
型番をアマゾンで検索すると、アマゾンでも出品されているようです。
モノレート(イーリサ)を見てみると、10790円で売れています。
メルカリでの価格が11000円でしたので、このまま売っても利益は出ません。
なので、こちらも価格交渉を行います。
目安の価格についてですが、利益率20%は欲しいので、6500円で仕入れたいですね。
となると、その金額の20%引きの5000円程度でまず交渉し、断られたら6500円で再交渉すると良いです。
2−2. ジャンルで派生させる
次にジャンルで派生させます。
こちらも「アマノ BX-6000」を例にすると、こちらの商品のジャンルは「タイムカードレコーダー」になります。
なので、メルカリで「タイムカードレコーダー」で検索します。
すると、ほぼ売り切れていて良さそうな商品が見つかりませんでした。
そこで、検索ワードをやや簡単にします。
「タイムカード」で検索してみます。
そうすると、こんな商品が見つかりました。
この商品の型番(ER-110S5CW ブラック)でアマゾンで検索すると、アマゾンでも商品が見つかりました。
モノレート(イーリサ)を見てみると、やや回転は悪いですが18780円で売れているようです。
メルカリでの価格が16000円なので、こちらもそのまま仕入れても利益は出ません。
なので価格交渉を行います。
目安の価格は、利益率20%で計算すると11500円程度です。
なので、その金額の20%引きの9000円程度でまず交渉し、断られたら11500円で再交渉すると良いですね。
3. 利益が出る商品はフリマウォッチに登録しておく
上記の方法で利益の出る商品を見つけたら、フリマウォッチに入れておきましょう。
そうすれば、登録した商品が出品された時に通知が来るようになります。
こちらからアプリを入れてください。
※アクセスできない場合はgoogle等で「フリマウォッチ」と検索をかけてください。
そして、以下の手順で商品の型番をキーワード登録します。
これで通知が来るようになります。
あまりに不要な通知がたくさん来るようなら、キーワードを工夫したり、除外ワードを設定したり、上限価格を設定するようにしましょう。